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序文

子供の頃、僕は映画会社が沢山集まる町に住んでいた。
町はずれの県境に流れる大きな川沿いまで、歩いて15分程の間に映画スタジオが点在していた。
当時日本映画はそれまでの栄光から影をひそめ斜陽産業とも言われていた。
そのせいか柵越しに見るロケセットを組むための空地も工事現場のような風采だった。
それでも撮影が始まるとハリボテながらセットが組まれ、大きなカメラやマイクを持ったスタッフが練り歩き、少し派手な衣装をまとった俳優さんが監督らしき人と台本なんかを読み合わせていた。

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撮影覚書 序文 |


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