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奮発レストラン

スープカレーなるものがブレイク寸前とテレビで言っていた。
カレーはいつでも国民食であり僕も好きなのだが、いかんせんかしこまってお値段の張る店が多い。

ご家庭で市販のカレールーを使って工夫して作ればどうにでもおいしくできるものが、ちょっとした有名店で食べると¥2000とか平気でする。
もちろん市販のカレールーの味と、せっせとスパイスなりを調合し技術を惜しみなく使って作った有名店のカレーの味は違うのだが、
カレールーを使うと(別物として)そこそこの味になってしまうのが怖いとこ。
たぶん¥2000のカレーには¥2000の理由があると信じたいのだが、基本的に食とはおいしければOKの頭があるのも否めない。
お金を取るにはそこに何かしらの理由が必要なのだ。
特にカレールーは日本人好みに改良に改良を重ねているのでそう思ってしまうのかもしれない。
同じように材料をふんだんに使い、手を尽くして、さらに時間を1週間くらいかけて作ったデミグラスソースも同様の感覚に陥る。
いろんなデミグラスソースを舐めてきたが、もちろん旨いことは旨い。しっかり作った物は洗練さが違う。
しかし先ほどの手間がかかりこの値段!と思うと、う~んとうなってしまう。
それは冷凍物や代替え魚、養殖物、ワイン、オーガニック物などにも置き換えられる話である。
これはとても難しい話だが、僕が思うに食の文化を残す為のレシピも必要だと思うし、
その味をわかるお客さんも必要だと思うのだが、その架け橋となる値段設定がネックなのかな思う。

なんでこんな話になったのか、、、。
この間地元のテレビとかにもちょくちょく顔を出す有名なカレー屋に行ってみた。
正月にタイカレーを作ったテンションがまだ残っていたのと、たまたま正月にテレビを観ていたら紹介されてたので
一回も行ったことないし、ちょっくら行ってみるかという気持ちになったのである。
その店はなにしろ一皿¥2000~¥3000くらいするのでさっき言ったようにカレー屋に金をかけることをやめた僕にとっては
行ってはみたいけど高いしなぁみたいな思いがあり、5年間放っておいたのだ。
店はカウンター4席と4人がけテーブル3席のこじんまりとした店。
席は埋まっている。
上品そうな女性がホールをしてる。
オープンキッチンなのだが作ってる人は奥にいて見えない。
いろいろな能書きを書いた紙が壁にペタペタ貼られてる。
音楽はなし。
テーブルクロスもなし。
隣のテーブルの距離は太股の幅くらい。
安っぽいテーブルと椅子は丸見え状態。
まぁいい。
こんなところが老舗っぽくていいじゃないですか。
要はうまけりゃいいんだから。
ホールの女性も愛想がいいし。
こういう店は愛想が全てだ。
僕はグラスワインとサラダとビーフカレーを頼んだ。
、、、待つこと1時間。
この席数を考えると異常な待ち時間だ。
しかもキッチンからは何の音も匂いもしてこない。
隣のテーブルの4人家族のお父さんはあまりの待たされように軽く怒っていた。
まぁまぁお父さん子供の前で、とか思いつつも気持がわからんでもない。
もう一方の常連風の家族は待たされることに慣れているようなので(そういう会話が聞こえた)
きっといつもこんな感じなのだろう。
僕は酒があれば待つのは苦じゃないがその間3杯くらいあけてしまった。
その間なんでこんなに時間がかかるのか調理行程をシミューレートしたりしてみたが全くわからない。
最初から作ったらもっと時間がかかるし。
ひとつ思うのは音が聞こえないことを考えると、カレーソースの中で調理済みのビーフをじっくり中まで温めているのかな?
それにしても30分もあれば充分とも思える。
そうなるとマスターがパチンコ屋から帰ってこないとしか考えられない。
でも奥をのぞくといることはいる。
何やら猫背の背中がモゾモゾ動いている。

そしてやっと50分たってサラダが来た。
それは¥700くらいするのだが西友で売ってそうなドレッシングがかかった物だった。
老舗の洋食屋には良くある例だ。
あの白いサウザンドレッシング?みたいなやつ。
どう味わっても自家製とは思えない。
そしてメインのカレーがその10分後(オーダーから1時間後に粛々と登場。
前日のテレビでその店の作る行程やらこだわりを観たばかりなので「どっちの料理ショー」の芸能人のような腹具合と期待が頭を駆けめぐってる。
経験上ここであまり期待すると妄想で味の判断が鈍るのでかるく酔った頭で平常心を保つ。
で、感想。
1時間後に来たカレーは普通に旨かったのだが、テレビで観たビーフの量は半分以下でした、、、。
ワイン、サラダの味、値段も含め1時間待って これで¥4000かと思うと、、、もう行かないんだろうな。
まぁいい。いつかは行こうと思った店だし。最高の店はなかなか見つからないのが世の常。
ここでも使おう。
「宝くじは買わなきゃ当たらない」
次に外でカレーが食べたくなったら最近出来た¥1000くらいのカレー屋に行ってみよう。
そこは麦飯のカレーで店の感じとか表のメニューのツマミとかも悪くなかった。
やはり定食屋だと満足できないのが酒飲みの性。
酒とツマミで始まり飯でしめれる店として、目下地元の新規開拓店筆頭候補の店なのだ。

話しは遡るが借金をしてまでもおいしいゴハンを食べることが僕の信念に変わった20代前半。
信念通り僕は借金をして真剣に楽しくレストラン巡りをしてきた。
(オンガクをやってるフリーターに金などあるわけがない)
もちろん毎日そんなことをしていたわけではないが、
ハレノヒにナイフとフォークの店で食事をすることは人生にとって悪いことじゃない。
それが借金だとしてもだ。
僕はそんなに年寄りではないし、むしろまだまだ若造だと思っているが、
たまに僕より年下の子らに何かを伝えたい衝動に駆られることがある。
何かを目指す若者らに(目指して無くてもいいけど)金がないのは世の常だが
もう少し、たまにでいいからまともなものを食べ本当の料理を感じて欲しい。
真剣なコックさんなり板さんが作った料理は値段は張るが損はしない。
君が男の子であるならかわいい彼女とそんな夜を過ごすことは、
かっこいい、かっこわるいで言えば当然前者であり、
そんなことをもっと自然に(ここ重要)出来る男でこの世の中は溢れて欲しい。
気張る必要はない、たかが飯だ。
要はくだらない居酒屋で¥3、4000を使うくらいならもっと洗練された店で使うべきだ、と言いたい。
僕は20代音楽に明け暮れ(今もそうだが)アホみたいに毎月何本もライブをやってきたが、
後半から打ち上げ居酒屋禁止令を出した。
気持ちよく作り上げた音楽を演奏した後にくだらない料理(飲み放題コース¥3000とかよくあるでしょ?)で飲んで
それがたまらなくイヤだったからだ。
だったらツマミとかなくていい。
ライブハウスで死ぬまで飲むのだ。
今は本格的にがんばってるレストランでも探せばコース¥3000くらいで楽しめる店も増えている。
酒が飲みたいなら家で飲んでから行け!
僕はよくそうした、、、。
でも最近は違う。ワインだってそういう店なら¥1000台で置いてる店がほとんどだ。
そしていろんな国の料理を食べていろんなことを感じて欲しい。
そして¥3000台の店に慣れたら今度はもう少し奮発して¥6000、¥10000の店に行って欲しい。
¥3000の店も¥10000の店も技術が同じであれば、あとは内装とサービスと食材の違いだけだ。
特に¥10000以上はもうあんま変わらない。
これは僕がレストラン巡りをして身にしみたひとつではある。
ただし腕の立つコックさんは気持ちとして自分の腕を奮いたいわけであって
¥3000で本当の技術を駆使した貧乏人向け(若者向け、あるいはお手軽な夜向け)の店は数少ないのは事実だ。
でもないことはない。
探すのだ!

若者よ、、、。
かわいい彼女に1、2万のしょぼい指輪を一生懸命バイトした金を使いプレゼントするくらいなら奮発レストランに行くのだ。
しょぼい指輪なんかすぐ錆びるし彼女が大人になれば、そんな物は恥ずかしくて付けなくなるに決まってる。
逆に高級な物は売られるのが関の山だ、、、。
奮発レストランに行って男を磨け!

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