スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

スポンサー広告 |


2004・夏

今年の夏が暑いことは誰でも知ってる。
誰でも知っているこんなベタな情報は、
否応なしに耳にねじ込まれ、
リバーヴの効いた街中の挨拶に変わる。

幸いな事に僕の家は日当たりが良くないので、
窓を全開にしておけば一日中クーラーなしでも過ごす事が出来る。
それで僕は昼前に起きて、かるく水でも浴びて窓を開け放ち風通しを良くする。
外に出ない限りこれでどうにかしのげるのだ。
我慢できない時は先日買ったタイマー付きの扇風機を回せば良い。

食事をすると眠くなるから、僕は一作業が終わるまでは基本的に食事はしない。
それを餌に突き進むのだ。
涼しい午前中に一作業を片付け食事をする。
そしてとなりの寝室へ行く。
転がったベッドから見えるのは必要以上に青い夏の空であり、必要以上に白い夏の雲だったりする。
(それはいつも僕の想像を遥かに超えた色であり遠近感を持つ)
その間を(僕と空の間)皮膚でしか感じる事の出来ない透明な風が通り過ぎる。
カラカラに乾いた夏蒲団を抱きしめながら僕はその現実に<幸せ>すら感じる。
<僕の夏>は<このクソ暑い夏>を<どうにか気持ちよくやり過ごせる事>であり、その<陽射しを満喫する事>ではない。
実はあんなに嫌いだった<夏>のことが好きになりかけている。

そして読みかけの本の扉を開ける。
<夏の扉>と言う唄も本もあるがどちらも好きだ。
そして人の話を盗み聞きするように、
あるいは、知らない驚きのスリルを味わうように、
丹念に活字を追い咀嚼していく。
その彼方に助けを求める様に。
それで、、、
眠くなったら寝るのだ。
どこかの家から漏れてくる高校野球の歓声が聞こえる。
どこかの家から漏れてくるどうでもいい会話が聞こえる。
どこかの家から漏れてくる美しいピアノの調べでも聞こえてくればいいのだがそれはない。
日常とはそんなにドラマチックには進まないものなのだ。
(ストーリーとは頭の中にあるものである。最近、日常の全てが<嘘っぱち>に感じる)
その後、忠実に惰眠する、、、。
そして目覚ましを掛けずに1時間ちょうどで目を覚ます。
新しくリセットされた体と頭を使いまた作業を始める。
そうこうしてるうちに日も暮れる。
僕の頭も水平線に沈む<手を振るお馴染みの太陽>のように暮れていく。
次はどんな気持ちの良い事をしようか?
グニャグニャにもみほぐすならアルコールが手っ取り早い。
夕方の風は昼のそれに負けないほど気持ちが良い。
夜の風だってそれは負けやしない。
音楽を聴きながら、グニャグニャになりながら、書きたいことを山ほど書いてみる。
(長いSANBUNもいくつか書いた。だから、サボっているわけではないのだ)
でもそれをどうしていいのかわからない。
それが<2004・夏>なのです。

スポンサーサイト

SANBUN |


| TOP |

カテゴリー

+Link+

このブログをリンクに追加する

ブログ内検索

RSSフィード

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。